既存の門扉に後から電気錠を付けられるか調べている方や、新築外構で玄関ドアと門扉の鍵をまとめたい方は少なくありません。
門扉の電気錠化には「新設」「鍵だけ後付け」「門扉ごと交換」の3つの方法があります。扉の状態や電源方式によって工事費込みの総額が変わるほか、自動施錠と扉が自動で閉まる機能の違いも把握しておかなくてはなりません。
本記事では、電気錠付き門扉でできることや導入方法別の費用相場、停電や締め出しへの備えから依頼先までを詳しく解説します。
電気錠付き門扉でできること

電気錠付き門扉を導入すると、鍵を取り出さずに解錠できる利便性や、室内からの遠隔操作による防犯性を日常的に得られます。ただし、鍵を自動でかける機能と扉自体を自動で閉める機構は別物です。導入前に役割の違いを正しく把握しておきましょう。
代表的な4つの機能を見ていきましょう。
- カバンやポケットに鍵を入れたまま解錠できる
- 玄関ドアと同じキーで門扉も施解錠できる
- インターホン親機から室内で解錠できる
- 扉を閉めると自動で鍵がかかるオートロック
カバンやポケットに鍵を入れたまま解錠できる
専用のリモコンキーやスマートフォンを携帯していれば、カバンやポケットから鍵を取り出さずに門扉を施解錠できます。
門扉ハンドルのリーダーボタンを押すだけで認証されるタッチ解錠のほか、近づくだけで解錠するハンズフリー機能を備えた機種も選べます。
小型のタグキーやカードキーをハンドル部にかざして開ける方式もあり、スマートフォンを持たない子どもや高齢者でも直感的に操作できる仕組みです。
買い物帰りで両手が塞がっている時や子どもを抱っこしている場面、傘を差す雨天時や暗がりでも、鍵穴を探して差し込む手間がかかりません。スマホアプリ対応機種なら、施解錠操作に加えてキーの登録管理や履歴確認も手元で行えます。
玄関ドアと同じキーで門扉も施解錠できる
大手アルミ建材メーカーの対応システム同士を組み合わせると、玄関ドアと門扉を1つのスマートキーで共通操作できます。
ただし同じメーカー製というだけでは共用できず、玄関ドアと門扉の双方でシステム世代や通信規格、制御機器が適合していることが条件です。各メーカーの主な対応システムと共通化の条件を整理しました。
| メーカー・主なシステム名 | 対象門扉とキー共通化の要点 |
|---|---|
| YKK AP(ポケットKey) | ルシアス門扉等に対応。スマートコントロールキー対応の玄関ドアとキーを共用可能。 |
| LIXIL(FamiLock) | 開き門扉AA・AB等に対応。玄関ドアと門扉の双方がFamiLock仕様の場合に共用可能。 |
| 三協アルミ(e・エントリー等) | フレイナ等に対応。玄関ドアと通信規格・システム世代が一致する場合に共用可能。 |
キー共通化には双方が対応世代である必要があります。YKK APでは玄関ドア下部錠の刻印(EC-Y7等)、LIXILでは旧世代(CAZASやタッチキー)でないことの確認、三協アルミではキー品番(WD型番等)の事前照合を現地調査時に依頼先へ確認してもらいましょう。
玄関ドアと門扉はそれぞれ独立した制御部を持つため、共通で使いたいキーのID情報を双方の機器へ個別に登録して運用します。
インターホン親機から室内で解錠できる
AC100V有線式の電気錠システムを採用し、室内のテレビドアホン親機と門扉を通信線で結線すると、室内からボタン操作で門扉を遠隔解錠できます。
来客時や家族の帰宅時にリビングなどのモニター画面で相手の顔を確認し、玄関や外へ出ることなく手元のボタンで門扉の鍵を開けられるのが利点です。
LIXILの有線式ではテレビドアホンや屋外テンキー、スマートホーム機器(ライフアシスト2等)との連携に対応し、YKK APでもパナソニック製の対応ドアホンと連動できます。
なお、室内からの遠隔解錠には門扉から建物内のインターホン親機および分電盤(AC100V電源)までの配線工事が欠かせません。乾電池式の電気錠は消費電力と常時通信の制約からインターホン親機との有線連動は原則行えず、門扉単体での運用となります。
扉を閉めると自動で鍵がかかるオートロック
扉が閉まったことをマグネットセンサー等が検知すると、内蔵モーターが作動して自動的にかんぬきを動かして施錠します。外出時や帰宅時の鍵の閉め忘れを防ぎ、敷地内への不審者の侵入を抑止できる機能です。
ここで混同しやすいのが、自動施錠する「オートロック」と、開いた扉を自動で閉める「オートクローザー(自閉機構)」の違いです。
扉が受け金具(ストライク)の位置まで完全に閉まり切らなければセンサーが反応せず、自動施錠も作動しない仕組みです。
確実にロックをかけるには、扉を手で最後まで閉める習慣をつけるか、扉を自動で引き寄せるオートクローザー機能付き丁番(ヒンジ)を併用してください。
電気錠付き門扉を導入する3つの方法

門扉を電気錠にするには、新築外構での新設、既存門扉への鍵の後付け、門扉本体ごとの交換という3つの選択肢があります。既存の門扉を活かせるかどうかは扉の構造や劣化状態に左右されるため、現地条件に合った工法の見極めが不可欠です。
自宅の状況に合わせた3つの導入パターンと、市販スマートロックの扱いを整理します。
- 新築で新設する場合の進め方と配線計画
- 既存の門扉に鍵だけを後付けできる適合条件
- 既存門扉に合わない場合は門扉ごとの交換を検討
- 玄関用スマートロックを屋外門扉へ流用する注意点
新築で新設する場合の進め方と配線計画
新築外構でAC100V有線式の電気錠付き門扉を新設する場合、土間コンクリート打設やアプローチ舗装の前に建物工事と外構工事で配線計画を連携させることが最優先です。
門柱の基礎から建物の外壁(防水コンセントや引込口)、および室内のインターホン親機裏・分電盤へ至る地中ルートに、電線保護管(CD管やPF管)を先行埋設します。
もし配管を忘れたままコンクリートを打設すると、後から舗装を砕く「はつり工事」と復旧費用で10万円以上の追加負担が発生しかねません。
建物の着工前からハウスメーカーと外構業者の間で配線図面を共有しておくことが大切です。
制御盤(コントローラーユニット)の設置場所やAC100V電源の引き出し口、インターホン通信線との合流位置を明確にし、施工範囲をあらかじめ分担しておきましょう。
既存の門扉に鍵だけを後付けできる適合条件
既存の手動門扉を残して電気錠や電子錠のみを後付けするには、扉の厚み・内部空洞の寸法・材質強度・建付け精度といった厳しい適合条件をクリアする必要があります。
アルミ門扉の縦框(たてかまち)内部に防滴型電気錠(GOAL製EGLL・EGLD・P-EMSXや美和ロック製AL4M-3等)を彫り込み設置する場合、扉の寸法条件を確認します。
対応扉厚(約30〜45mm前後)やバックセット寸法(扉端から鍵穴中心までの距離:51mm・64mm・76mm等)が一致しなくてはなりません。
経年で扉の歪みや丁番のガタつきがあるとラッチが受け穴に収まらず、薄い一枚扉や内部空洞のない扉への埋め込みも困難です。
一方、扉内部を切り欠かない面付型の「屋外用防水電磁錠」(ロックマンジャパンのヴォルカロックLC-4500DLSSや美和ロックEM2L600等、IP66規格)なら後付けのハードルが下がります。
扉と枠の表面に電磁石と吸着板(吸着力約200kg)をブラケット等で固定するため、古い門扉の微細な歪みや引き戸にも適応しやすい方式です。
既存門扉に合わない場合は門扉ごとの交換を検討
既存門扉が製造から10年以上経過してアルミの腐食や丁番の摩耗・扉の下がりが生じている場合や、後付け錠の寸法が合わない場合は、メーカー純正の電気錠付き門扉へ丸ごと交換する方法が確実です。
既存の扉へ無理な穴あけ加工を行うとフレーム強度が低下するほか、配線を柱や扉の内部に隠蔽できず露出配線となり、紫外線や雨水で早期断線するリスクが高まります。
純正の電気錠付き門扉であれば、錠前・配線・防水構造が最初からフレーム内部に一体化されており、美観と長期的な耐久性を両立できるのが強みです。
なお、既存の門柱や基礎を残して扉本体のみを交換できるケースは、同一メーカーで互換性がある特定シリーズに限られます。既存の柱ごと撤去(基礎はつり)が必要かどうかは、専門業者の現地調査で判断してもらいましょう。
玄関用スマートロックを屋外門扉へ流用する注意点
市販の玄関ドア用スマートロック(SwitchBotロックやQrio Lockなど)を、DIYで屋外の門扉へ流用することは重大な故障や締め出しを招くため避けてください。
玄関用スマートロックは屋内のドア内側(サムターン側)への設置を前提とした屋内専用設計であり、直接雨風や砂埃を受ける屋外門扉に必要な防水・防塵規格(IP66等)を満たしていません。
雨水が内部基板やモーターに浸入するとショートや誤作動を引き起こすほか、直射日光による高温や冬場の氷点下環境ではリチウム電池の急激な電圧低下・液漏れや、固定用両面テープの溶解による脱落が発生します。
また、各メーカーの保証規定において、屋外設置や浸水・異常温度環境での故障は延長保証を含めて保証対象外です。屋外の門扉には、必ず外構メーカー純正の電気錠かIP66相当の防水性能を備えた屋外専用機器を選定しましょう。
電気錠付き門扉の費用相場と内訳

電気錠付き門扉の導入費用は、門扉本体の価格だけでなく、基礎・取付施工費や電気配線工事費、既存門扉の撤去処分費を含めた総額で把握することが大切です。導入方法や電源方式の選び方によって、初期費用と導入後の維持管理の手間が変わってきます。
導入パターン別の総額目安から維持管理コストまで、3つの視点で内訳を確認しましょう。
- 新設・交換・後付けそれぞれの工事費込み総額
- 有線式(配線工事あり)と電池式の費用差
- 通常の手動錠と比べた価格差と維持費
新設・交換・後付けそれぞれの工事費込み総額
電気錠付き門扉の工事費込み総額(税込)は、新築での新設で約25万〜60万円、既存門扉の丸ごと交換で約40万〜67万円、既存門扉への鍵だけ後付けで約3万〜30万円が目安です。導入パターン別の費用相場と主な内訳を一覧にまとめました。
| 導入パターン | 工事費込み総額の目安(税込)と主な内訳 |
|---|---|
| 新築・新設(有線式) | 約25万〜60万円 (本体:10万〜30万/基礎・組立:8万〜15万/配線:3万〜10万) |
| 門扉ごと交換 | 約40万〜67万円 (新設一式:25万〜54万/既存解体・産廃処分:5万〜13万) |
| 鍵だけ後付け(乾電池式) | 約3万〜15万円 (電子錠本体:2万〜8万/扉加工・取付工賃:1万〜5万) |
| 鍵だけ後付け(有線式) | 約10万〜30万円 (電磁錠・制御盤:5万〜15万/取付:2万〜6万/配線:3万〜10万) |
新設や交換では、片開きか両開きか、シンプルなアルミ形材か木調・鋳物デザインかによって本体価格と基礎工事費が変動します。
既存の門扉を丸ごと交換する場合は、地中の古い基礎コンクリート塊を削岩機で解体する作業と産業廃棄物処分費(約5万〜13万円)が上乗せされる点を見込んでおきましょう。
有線式(配線工事あり)と電池式の費用差
AC100V有線式と乾電池式では、地中配線や舗装復旧に伴う電気・土木工事費の有無によって数万円から10万円以上の初期費用差が生じます。両方式の費用と特徴の違いを比較しました。
| 比較項目 | AC100V有線式 | 乾電池式 |
|---|---|---|
| 追加工事費 | 約3万〜10万円(配線・配管) ※はつり時は追加費用あり |
0円 (電源・配線工事が不要) |
| インターホン連動 | 室内親機と連動可能 (室内からボタン解錠) |
原則連動不可 (門扉単体での運用) |
| 向いているケース | 新築外構や全面リフォーム時 | 舗装を壊さず後付けしたい時 |
有線式で土や砂利の地面に電線管(PF管・CD管)を埋設するだけなら、1mあたり約1,000〜2,000円が目安です。
しかし既設の土間コンクリートを横断する場合は、はつり撤去費(1㎡あたり約8,000〜20,000円、薄い土間の簡易解体で約2,500〜6,000円/㎡)が発生します。
さらに残土処分費(約3,000〜7,000円/㎥)や生コン打設復旧費(約5,400〜13,000円/㎡)も重なるため注意が必要です。
通常の手動錠と比べた価格差と維持費
同じデザインの門扉で比較した場合、手動シリンダー錠仕様と電気錠仕様の初期費用差は約15万〜30万円です。モーター内蔵の電気錠ケースや通信制御ユニット、専用スマートキー一式の部材差額と配線施工費がこの価格差にあたります。
導入後は初期費用だけでなく、継続的な維持管理コストも把握しておかなくてはなりません。乾電池式では約1〜2年周期で単三リチウム乾電池またはアルカリ乾電池の交換費用(1回あたり数千円程度)がかかります。
LIXILの門扉用FamiLock電池式は単3形エネループ8本を使う充電池仕様です。充電済みの電池に入れ替えて運用します。有線式では微量の待機電力が常時発生します。
また、家族分のキーを追加したり紛失時に買い直したりする際、電子キーは一般的な合鍵より高価です。
たとえばYKK APの公式パーツ価格(税込)では、タグキーが7,920〜10,560円、追加用リモコンキーが31,350円です。タグキーは非常用収納鍵の有無などで価格が異なります。
長期使用に伴う専門業者の建付け調整費(約5,000〜10,000円)や、将来のモーター・基板交換費用も念頭に置いておきましょう。
電気錠付き門扉を導入する前の注意点

電気錠付き門扉は日常の出入りを快適にする一方で、電源喪失時の対応やオートロック特有の締め出しなど、非常時の解錠手順や点検方法を家族で共有して運用面のトラブルに備えておく必要があります。
後悔を防ぐために導入前に押さえておきたい対策は次の3点です。
- 停電時や電池切れの際の解錠方法と鍵の保管
- ゴミ出し時などに起こるオートロックの締め出し対策
- 屋外使用による雨水対策と定期的な建付け点検
停電時や電池切れの際の解錠方法と鍵の保管
停電や電池切れで電力供給が止まると電動での施解錠は停止するため、無通電時の施錠状態と非常用物理キー(メカニカルキー)の操作手順を確認しておくことが不可欠です。
メーカー純正の電気錠付き門扉や一般的な彫込電気錠は、停電時も防犯性を保つため鍵が閉まったまま維持される「通電時解錠型(または瞬時通電施解錠型)」が標準です。
一方、後付けの屋外用電磁錠(ヴォルカロックLC-4500DLSS等)は、通電中のみ磁力でロックし停電時には自動で解錠される「通電時施錠型」が多く採用されています。
停電時に施錠が維持される機種では、門扉ハンドルのカバーを外して非常用物理キーを挿し込み、モーターの抵抗を押し切るように強めの力で回して手動解錠します。
ゴミ出し時などに起こるオートロックの締め出し対策
オートロック運用時に最も多い失敗が、鍵やスマートフォンを室内に置いたままゴミ出しや郵便受けの確認、庭掃除に出て扉が閉まり、敷地外へ締め出されるトラブルです。
もし締め出されると、家族の帰宅を屋外で長時間待つか、出張費込みで約25,300〜121,000円の費用を払って鍵開けレスキュー業者を手配する事態になりかねません。
対策として、短時間の作業で出入りする際は本体の「一時解錠(手動施錠)モード」へ切り替えるか、扉が閉まり切らないよう物理的なストッパーを挟むルールを徹底しましょう。
さらに確実な予防策として、LIXILのFamiLock等で選べる屋外用テンキーユニットなど、暗証番号で解錠できる機器の併設も有効です。
あわせて勝手口や裏木戸など、門扉以外に物理キーや暗証番号で敷地内へ入れる予備ルートを確保しておくと安心感が高まります。
屋外使用による雨水対策と定期的な建付け点検
直射日光や暴風雨、砂埃にさらされる屋外門扉では、配線接続部の防水施工品質と扉の傾き(建付けズレ)を防ぐ定期点検が電気錠の寿命を左右します。
制御ボックスや電線管の接続部、通電金具まわりのコーキングや防水カバー施工が不十分だと、毛細管現象で雨水が配線を伝って基板に浸入し、ショートや漏電故障を招きます。
DIYでの無理な配線は避け、実績のある外構・電気工事業者に確実な防水処理と保護管配管を依頼してください。
また、長年の開閉振動による丁番ネジの緩みや微細な地盤沈下で扉がミリ単位で傾くと、電気錠のかんぬきと柱側の受け穴(ストライク)の位置がズレて施錠不良やモーター焼損の原因となります。
定期的に扉を軽く持ち上げてガタつきを点検し、丁番の建付けを微調整しましょう(業者依頼時は約5,000〜10,000円が目安)。
電気錠付き門扉の見積もり・施工依頼先3選

電気錠付き門扉の設置や交換を成功させるには、門扉本体の施工だけでなく、電気配線やインターホン連動まで含めて確認できる依頼先を選ぶことが重要です。自宅の門扉の状態や希望するメーカーに合わせて、複数の見積もりや施工プランを比較検討してください。
見積もり比較や現地調査に活用できる3つのサービスをご紹介します。
- town life エクステリア|複数業者へ見積もりとプランを一括請求
- ガーデンプラス|門まわり全体の現地見積もりと施工依頼
- エクスショップ|メーカー商品の価格と施工範囲を比較
town life エクステリア|複数業者へ見積もりとプランを一括請求

town life エクステリアは、タウンライフ株式会社が運営する、複数の外構・エクステリア専門業者から無料で見積もりとプランを一括請求できるマッチングサービスです。
運営会社は直接施工を行わず、条件に合う外構業者を紹介する窓口として機能します。
新設や門扉ごとの交換でAC100V有線式を導入する場合、業者によって提案される地中配線ルートの効率性やコンクリートはつりの範囲、工事費込みの総額に差が出やすいのが実情です。
複数の提携業者から配線計画や基礎工事を含めたプランを取り寄せ、横並びで比較検討したい方に向いています。
依頼時は希望する電気錠の電源方式や、玄関ドア・室内インターホンとの連動希望を伝え、各業者の対応範囲と見積もり内訳を確認しましょう。
ガーデンプラス|門まわり全体の現地見積もりと施工依頼

ガーデンプラスは、株式会社ガーデンプラスが運営する、自分で商品を選んで購入・施工依頼する外構専門のオンラインショップです。全国に施工ネットワークを展開しており、現地調査と現地見積もりは無料で依頼できます。
既存の門扉の状態を見て後付けか交換かを判断したい場合や、門扉交換とあわせて門柱・アプローチ舗装の復旧まで門まわり全体の工事をまとめて依頼したい方に適しています。
現地調査を通じて地中の埋設管との干渉や建物電源までの距離を確認した上で、外構全体の施工プランと見積もりを提示してもらえるのが強みです。
現地見積もりの際は、既存設備との適合条件や電気配線・連動工事の対応範囲を詳しく確認してください。
エクスショップ|メーカー商品の価格と施工範囲を比較

エクスショップは、株式会社エクスショップが運営する、自分で商品を選んで購入・施工依頼するエクステリア専門のオンラインショップです。
YKK AP・LIXIL・三協アルミなど大手メーカーの門扉を豊富に扱っており、現地調査・現地見積もりは無料です。
Webサイト上で各メーカーの電気錠付き門扉の本体割引価格と基本の標準施工費を確認しやすいため、希望するメーカーやシリーズが決まっており商品代と工事費の目安を比較したい方に向いています。
なお、サイト上の工事費込み表示価格は、商品代と基本設置の標準施工費を含む金額です。
門扉から建物への地中配線工事や既存コンクリートのはつり・復旧工事、玄関ドアやインターホンとの連動設定費などが別途見積もりとしてどこまで加算されるかを、無料の現地見積もり時に必ず確認しましょう。
門扉の電気錠についてよくある質問
門扉の電気錠化を検討する際は、キー紛失時の対処法や家族での使い分け、特殊な扉形状への対応可否など、運用面や将来の拡張性に関する疑問を事前に解消しておくことが大切です。
導入前後に疑問が生じやすい6つの項目に回答します。
- Q1. リモコンやタグキーを紛失したら錠の交換が必要?
- Q2. 家族で違う種類のキーを併用できる?
- Q3. 宅配業者に門扉を開けてもらうことはできる?
- Q4. 引き戸や両開き門扉にも電気錠を付けられる?
- Q5. 電池式から有線式へ後から変更できる?
- Q6. 新築で将来電気錠を付ける予定なら何を準備する?
Q1. リモコンやタグキーを紛失したら錠の交換が必要?
リモコンキーやタグキー、カードキーを紛失した場合でも、電気錠本体やシリンダーの丸ごと交換は不要です。
門扉側の制御部で登録リセット操作を行えば、すべてのスマートキーの認証データを一旦消去し、手元に残っているキーと新しく追加購入したキーだけを再登録して紛失キーを無効化できます。
ただし、リモコン内部に収納された非常用物理キー(金属鍵)ごと紛失し、住所が分かる書類も一緒に落とした場合は、防犯のため物理シリンダー(鍵穴)のみを取り寄せて交換してください。
Q2. 家族で違う種類のキーを併用できる?
家族それぞれの年齢や使いやすさに合わせて、異なる種類のスマートキーを混在させて併用できます。
たとえば親は専用アプリを入れたスマートフォン、子どもはランドセルに付けやすいタグキー、祖父母はボタン操作が分かりやすいリモコンキーといった使い分けが可能です。
ただし1台の門扉に登録できるキーの総数には上限があります(例:LIXILのFamiLockはスマホ・リモコン合計で最大10個、Bluetooth同時接続は最大6個、カード・タグキーは別途最大10枚)。
家族全員分の個数が上限内に収まるか事前に確認しておきましょう。
Q3. 宅配業者に門扉を開けてもらうことはできる?
在宅時であれば室内のインターホン親機から遠隔解錠できますが、不在時に宅配業者へ暗証番号を教えて門扉を開けさせるのは、防犯上おすすめできない運用です。
不在時にテンキーの暗証番号を外部へ共有したり常時解錠状態にしたりすると、不審者の敷地内侵入リスクに直結します。
不在時の荷物受け取りを重視する場合は、門扉の外側(門柱や袖壁)に宅配ボックスを設置し、門扉を開けずに配達を完了できる外構レイアウトに整える方法が安全です。
Q4. 引き戸や両開き門扉にも電気錠を付けられる?
一般的な片開き門扉だけでなく、スライド式の引き戸門扉や2枚扉の両開き門扉にも電気錠を導入できます。
引き戸門扉ではメーカーの電気錠対応スライド門扉シリーズを選ぶか、既存の引き戸に面付型の屋外用電磁錠(ヴォルカロック等)を取り付ける方法で対応可能です。
両開き門扉では、普段開閉する親扉側に電気錠を組み込み、もう一方の子扉は地面にフランス落とし(固定棒)を挿して受け側として固定する仕様が基本となります。
Q5. 電池式から有線式へ後から変更できる?
乾電池式として設置した門扉を後からAC100V有線式へ変更するのは、非常に手間と費用がかかり二重投資になるため、おすすめできない方法です。
電池式と有線式では、門扉内部のモーターユニットや制御基板の規格自体が異なる機種が多く、有線対応ユニットへの丸ごと部品交換が必要になります。
さらに、後からコンクリートを割って地中配管と電源引き込み工事を行う高額な費用も発生します。
将来的にインターホン連動や電池交換不要の運用を望む可能性があるなら、新設や交換の段階で最初から有線式を選んでおきましょう。
Q6. 新築で将来電気錠を付ける予定なら何を準備する?
新築時は予算の都合で手動門扉にする場合でも、将来電気錠へ変更する可能性があるなら、外構工事の段階で地中に「空配管」(CD管・PF管)だけを先行埋設しておくべきです。
門柱の基礎付近から建物外壁の電源やインターホン配管の合流部まで内径22mm前後の電線管を埋め込み、管内に通線用の呼び線ワイヤーを通した状態でコンクリートを打設してもらいます。
この数千円〜数万円程度の先行準備をしておくだけで、将来有線式の電気錠を導入する際に舗装を壊す「はつり工事」と復旧費用(10万円超)を回避できます。
まとめ
門扉を電気錠にする際は、まず自宅で実現したい機能(ハンズフリー解錠、玄関ドアとのキー共通化、室内インターホン連動)を整理し、新設・鍵だけ後付け・門扉ごと交換の中から現地条件に合った方法を選択しましょう。
あわせて有線式と電池式の工事費用の違いや、停電時の非常用物理キー保管、ゴミ出し時の締め出し対策まで家族で共有しておくと安心です。
現在の門扉の型番や扉の厚み、丁番、インターホン親機の位置をスマートフォンで撮影しておくと、現地調査や適合確認がスムーズに進みます。まずは無料の一括見積もりや現地調査を活用し、自宅に合った電気錠プランを検討してください。
本記事で紹介した見積もり・施工依頼先3社の特徴と向いている人を一覧にまとめました。
この記事で紹介した外構サービス一覧
| サービス名 | 特徴と向いている人 |
|---|---|
| town life エクステリア | 複数社へ見積もり・配線プランを一括請求。工事費込みの総額を比較したい人向け。 |
| ガーデンプラス | 全国施工の外構オンラインショップ。既存門扉の適合から外構一式を任せたい人向け。 |
| エクスショップ | 大手メーカー門扉を割引価格で販売・施工。本体代と標準工事費を比べたい人向け。 |
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