古くなった玄関の雰囲気を変えたい時や、防犯性・断熱性を高めたい時に玄関の引き戸からドアにリフォームできるのか気になるところです。
引き戸から開き戸(ドア)への変更は技術的に十分可能であり、壁を壊さない工法を選べば費用や工期を大幅に抑えることができます。
この記事では、カバー工法とはつり工法の費用の違いや、間口に合わせたドアタイプの選び方、リフォーム前に確認すべき注意点について分かりやすく解説します。
愛着のある住まいに最適な玄関ドアを見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。
玄関の引き戸からドアへのリフォームは可能|カバー工法なら約1日で完了

既存の玄関が引き戸でも、最新の開き戸(ドア)へ交換できます。カバー工法なら大掛かりな解体を避けられるため、約1日で完了するケースもあります。
このセクションでは、引き戸からドアへ変更する際の主な工法と特徴について解説します。
- 壁を壊さないカバー工法の仕組みと施工の流れ
- はつり工法が必要になるケースと工事の特徴
壁を壊さないカバー工法の仕組みと施工の流れ
カバー工法は、既存の引き戸枠を残したまま、新しいドア枠を上から被せる手法です。現場条件が合えば、壁や床タイルの大掛かりな解体を避け、約1日で施工できるケースがあります。
一般的な施工では、古い引き戸本体と既存のレールを撤去し、残した枠の垂直・水平や劣化状態を確認します。
その後、新設用の枠を固定して防水処理を施し、ドア本体と室内外の額縁を取り付けます。現場の納まりによっては、下枠や周辺部の調整・補修が必要です。
騒音や粉塵を抑えやすい点はメリットですが、施工人数や作業時間は施工店や現場条件により異なります。工事中に玄関を通れる時間帯や、当日の施錠方法も契約前に確認してください。
はつり工法が必要になるケースと工事の特徴
既存枠の劣化が著しい場合や、カバー工法では必要な有効開口幅を確保できない場合は、壁や周辺部を解体して新しい枠を設置する「はつり工法(在来工法)」を検討します。
はつり工法では既存枠や周辺の壁を撤去し、建物の躯体に新しいドア枠を固定します。
寸法の自由度が高い反面、外壁や床タイルの補修を伴うため、カバー工法より工期が長く、費用も高くなる傾向があります。
カバー工法ではなくはつり工法が必要となる主な原因は、既存の木枠がシロアリ被害や腐食で崩れており、新しいアタッチメント枠を固定する強度が保てないケースです。
また、下枠周辺のコンクリート躯体が沈下している場合や、既存の引き戸枠(幅約1.6m)を10cm〜30cm以上拡張して大型親子ドア(幅1.7m〜1.9m超)を入れたい場合にも適用されます。
現地調査で枠や下地の状態を確認し、工法を決めましょう。
引き戸からドアへのリフォーム費用相場|工法とドアタイプ別の目安

玄関を引き戸からドアへ交換する費用は、公開されている施工事例ではカバー工法で30万〜50万円前後がひとつの目安です。
ただし、本体の仕様、施工範囲、地域、既存枠の状態によって総額は変動します。
工事費用は、採用する工法に加えて、ドアの形状や断熱グレード、電子錠などのオプションにも左右されます。
このセクションでは、工法・ドアタイプ別の費用傾向と追加費用が生じる項目を解説します。
- カバー工法とはつり工法の費用を比較表で整理
- 片開き・親子ドア・袖付きドアのタイプ別費用目安
- 見積もり総額に影響する追加費用の内訳
カバー工法とはつり工法の費用を比較
引き戸からドアへのリフォームでは、既存枠を利用できる場合、カバー工法のほうが解体・補修範囲を抑えやすいです。
費用と工期は現場条件で変わるため、以下は比較の目安として確認してください。
| 工法 | 費用・工期・解体範囲 |
|---|---|
| カバー工法 | 30万〜50万円前後がひとつの目安。現場条件が合えば約1日で施工できる例があり、既存枠を残すため解体範囲を抑えやすい |
| はつり工法 | カバー工法より高額になりやすく、数日以上かかる場合がある。既存枠や周辺壁を撤去し、外壁・床などを補修する |
はつり工法は、解体・廃材処分に加えて外壁や床の補修費がかかるため、カバー工法より総額が高くなる傾向があります。
既存下地に問題がなく、必要な有効開口幅を確保できるかを現地調査で確認しましょう。
片開き・親子ドア・袖付きドアのタイプ別費用目安
ドアのタイプごとの費用は、扉や枠の構成、ガラスの有無、断熱・防犯仕様によって変わります。片開きドアは構造が比較的シンプルなため、親子ドアや袖付きドアより費用を抑えやすい傾向があります。
親子ドアは扉が2枚になるため、片開きドアより部材費が上がりやすく、袖付きドアもガラスや枠の構成によって価格が変わります。正確な金額は、同じ条件を伝えた複数社の見積もりで比較してください。
さらに、LIXIL「リシェント玄関ドア3」のk2仕様やYKK AP「ドアリモ 玄関ドア D30」のD2仕様など、断熱性能の高い仕様を選ぶと本体価格が上がる場合があります。
電子錠も電池式・電源式などで費用が異なり、電源式では配線工事が追加されることがあります。
見積もり総額に影響する追加費用の内訳
基本の工事パッケージ費用に含まれない特殊な現場作業が発生する場合、現場状況に応じて約1万〜15万円の追加費用が加算されます。
追加項目の有無は現場によって異なるため、現地調査後の見積書で施工範囲を確認しましょう。
解体・大工工事の費用(ランマ撤去・外壁補修など)
古い引き戸の上部に「ランマ(欄間)」がある場合は、ランマの撤去や通し額縁の施工が追加されることがあります。
はつり工法を選ぶ場合は、外壁モルタルやサイディング、床タイルなどの補修費も必要です。金額は補修面積や使用部材で変わります。
床・仕上げ工事の費用(タイル段差処理・電子錠配線など)
新しい下枠と床面に高低差が生じる場合は、段差緩和部材の設置や床タイルの加工費が加わることがあります。
100V電源を使う電子錠では、屋内から電源を引き込む配線工事が必要になる場合もあるため、見積もりに含まれているか確認してください。
選ぶべき玄関ドアはどれ?間口・目的別で3つのタイプを紹介

引き戸からドアへリフォームする際は、既存枠の寸法と日頃の使い勝手に合わせてドアタイプを選ぶことが大切です。
リフォーム用玄関ドアには主に「片開きドア」「親子ドア」「袖付きドア」があり、確保できる有効開口幅や採光性が異なります。
このセクションでは、間口や設置目的に合わせたドアタイプの選び方を解説します。
- 片開きドアは通行幅を確保できる間口に向く
- 親子ドアは普段の使いやすさと広い開口を両立できる
- 袖付きドアは採光と外観のバランスを取りやすい
片開きドアは通行幅を確保できる間口に向く
片開きドアは扉1枚で開閉するシンプルな構造で、施工後に必要な通行幅を確保でき、費用を抑えたい場合に向いています。
既存枠に納まるかどうかは、枠の外寸ではなく、施工後の有効開口幅で判断してください。
2枚建て引き戸の広い枠へ片開きドアを入れる場合は、余った部分をパネルや外壁材で納める方法があります。壁を新設する場合は、ドア交換以外の工事費や工期も確認しましょう。
ケース1: 標準的な1枚引き戸からの変更でコンパクトに納めたい場合
1枚引き戸からのリフォームでは、既存枠の寸法と製品の対応範囲が合えば、片開きドアをすっきり納められます。扉が1枚のため、親子ドアより本体費用を抑えやすい点も特徴です。
ケース2: ドア横のスペースを壁や外壁装飾として活用したい場合
2枚建て引き戸の間口の一部をパネルや外壁で納めると、ドア横を郵便ポスト、表札、照明などの設置スペースに活用できます。外壁を新設・補修する範囲は施工店へ確認してください。
親子ドアは普段の使いやすさと広い開口を両立できる
親子ドアは、日常使いの親扉と必要な時だけ開ける子扉を組み合わせたタイプです。普段の出入りやすさを保ちながら、大きな荷物を運ぶ時に開口を広げられます。
確保できる有効開口幅は、製品寸法や既存枠の大きさ、子扉の開き方によって異なります。カタログ値だけで判断せず、施工後の寸法を見積書や納まり図で確認してください。
ケース1: 2枚建て引き戸の広い枠幅をそのまま活かしたい場合
既存の引き戸枠を壁で狭めることなく、玄関の間口いっぱいに見栄えの良いドアを納めたい場合に適しています。
左右のバランスが整い、格調高く重厚感のある洋風・和モダンな玄関へと印象を一新できます。
ケース2: 大型家具・家電の搬入や大きな荷物の出し入れが多いご家庭
冷蔵庫やソファーなどを玄関から搬入する機会がある家庭では、子扉も開けられる親子ドアが役立ちます。搬入する物の幅に加え、曲がり角や室内側の動線も確認してください。
ケース3: 将来的な車いす・ベビーカーの通行にゆとりを持たせたい場合
国土交通省の住宅設計指針では、玄関出入口の有効幅は750mm以上、800mm以上が推奨されています。
使用する車いすの寸法や転回スペースも考慮し、必要に応じて子扉を開放できる仕様を検討しましょう。
袖付きドアは採光と外観のバランスを取りやすい
袖付きドアは、ドアの片側または両側に固定ガラス窓(FIX窓)を設けたタイプです。引き戸にあったガラス面の明るさを保ちたい家庭に向いています。
ガラスは透明・型ガラスなどから選べます。
防犯合わせガラスを選ぶとガラス破りに時間をかけさせ、侵入を抑止する効果が期待できますが、侵入を完全に防ぐものではないため、錠やセンサーなども組み合わせましょう。
ケース1: 玄関内に自然光を取り入れて明るくしたい場合
北向きや窓がない玄関ホールでは、片袖ドアや両袖ドアでガラス面を確保すると採光しやすくなります。明るさは方角や周辺建物の影響も受けるため、ガラスの大きさと位置を確認してください。
ケース2: 開口幅を抑えつつデザインの格調を高めたい場合
通行に必要な有効幅を確保したうえで、残りの間口を袖ガラスにすると、採光と外観のバランスを取りやすくなります。格子や鋳物飾りのあるデザインも選べます。
引き戸から開き戸に変えるメリット

玄関を引き戸から開き戸へ交換する際、断熱仕様や防犯機能を備えた製品を選ぶと、住まいの断熱性や防犯性の向上が期待できます。
このセクションでは、引き戸からドアへ変えることで得られる4つの主なメリットを解説します。
- 断熱仕様を選ぶことで玄関の寒さ対策につながる
- 防犯性の高い鍵やスマートキーを選びやすくなる
- 洋風から和モダンまでデザインの選択肢が広がる
- 採光や通風機能で暗さや換気に対応しやすくなる
断熱性と気密性が向上して冬場の玄関の寒さが解消される
断熱材を入れたドアや複層ガラスなどを選び、適切に施工すると、既存の玄関建具より断熱性・気密性の向上が期待できます。
性能は開き戸という形式だけで決まるものではなく、ドア、ガラス、枠の仕様や施工状態によって異なります。
製品を比較する際は、熱の逃げやすさを示す熱貫流率(U値)や、メーカーが示す断熱地域区分を確認しましょう。
既存建具との性能差や、玄関ホールの寒さ・結露がどの程度改善するかは住宅条件によって変わります。
防犯性の高い鍵やスマートキーを選びやすくなる
現行の玄関ドアには、2ロック、ディンプルキー、鎌錠、取り外し可能なサムターンなどを備えた製品があります。既存の古い引き戸より防犯性能を高めたい場合は、各製品の装備を比較しましょう。
現行の玄関引き戸にも防犯機能を備えた製品があるため、引き戸より開き戸が一律に優れているとは限りません。
鍵を取り出さずに操作できるスマートキーも選べますが、オートロックの設定や非常時の解錠方法を確認しておくことが大切です。
洋風から和モダンまでデザインの選択肢が広がる
リフォーム用玄関ドアには木目調やアルミカラーなど、住まいの外観に合わせて選べるデザインが用意されています。
古い引き戸からナチュラル、モダン、和モダンなどのドアへ変えることで、玄関まわりの印象を一新できます。
ハンドルの形状も複数あり、外壁や玄関ポーチのタイルと合わせて選べます。小さな色見本だけでなく、施工事例や大きめのサンプルでも確認しましょう。
採光や通風機能で暗さや換気の不安も解消できる
ガラス入りの採光モデルや採風ドアを選ぶと、施錠した状態で光や風を取り入れられる製品があります。玄関の暗さや湿気が気になる場合は、ガラスの位置や採風部の構造を確認しましょう。
縦スリットガラスは自然光を取り込みやすい一方、ガラスの種類や位置によって外からの見え方が変わります。
採風ドアも、使用時の防犯上の注意や雨の吹き込み、網戸部分の手入れ方法を確認して選んでください。
リフォーム前に確認したい3つのチェックポイント

引き戸からドアへリフォームする際は、施工後の開閉軌道や足元の段差処理を事前に確認することが大切です。
このセクションでは、後悔を防ぐために押さえておきたい3つのチェックポイントを解説します。
- 扉の開閉軌道と玄関ポーチの奥行きを測る
- 敷居やレール撤去後の段差処理を確認する
- ドアの開き勝手と風の影響を事前に決める
扉の開閉軌道と玄関ポーチの奥行きを測る
開き戸は扉が円弧を描いて動くため、玄関ポーチの奥行きや外側の障害物との干渉を確認する必要があります。必要な空間は扉幅、開き角度、ハンドル、ポーチ形状によって異なります。
ドアを開ける人や荷物が待避できる場所があるか、階段、手すり、郵便ポストなどに当たらないかを確認しましょう。
道路に面する住宅では、通行人や自転車との接触にも注意が必要です。現地調査では、ドアを全開にした時の可動範囲を施工会社と確認してください。
敷居やレール撤去後の段差処理を確認する
カバー工法では既存枠の上から新しい下枠を被せるため、足元に約1.5cm〜3cm(15mm〜30mm)の新たな段差が生じやすくなる点に注意が必要です。
段差の高さは既存床と新しい枠の納まりによって異なります。
高齢者や小さな子どもがいる家庭では、段差緩和部材の設置や床タイルの加工が可能かを施工店へ相談してください。バリアフリー性を重視する場合は、見積もり段階で足元の納まりと完成後の寸法を確認しましょう。
ドアの開き勝手と風の影響を事前に決める
扉を外から見て右側・左側のどちらを吊元にするかという「開き勝手」は、生活動線や強風時の影響を考慮して決める必要があります。階段、壁、手すりの位置を踏まえ、出入りしやすい向きを選びましょう。
強風が吹き抜ける場所では、扉が勢いよく開いて丁番や壁を傷めるおそれがあります。必要に応じてドアストッパーを設置し、設置場所に適した耐風圧性能の製品を検討してください。
玄関ドアのリフォーム費用を安く抑える2つのポイント

玄関ドアの費用を抑えるすには、利用条件に合う補助金を確認し、複数社の見積もりを同じ条件で比較ることが効果的です。
このセクションでは、費用を適正化するための2つのポイントを解説します。
- 高断熱ドアへの交換で使える省エネリフォーム補助金
- 複数社の見積もりを比較して施工費用を適正化する
高断熱ドアへの交換で使える省エネリフォーム補助金
省エネ性能を満たす高断熱ドアへリフォームする際は、「先進的窓リノベ2026事業」などの国や自治体の補助金を利用可能です。
国の省エネリフォーム補助事業では、規定の断熱基準をクリアする高断熱ドアへの変更に対し、カバー工法で3万2,000円〜7万4,000円/戸、はつり工法で4万5,000円〜10万3,000円/戸の補助額が交付されます。
窓の断熱改修とセットで申請することが一般的な要件となりますが、実質的な自己負担額を大きく減らせる絶好の機会です。
補助金の申請は、あらかじめ登録された「窓リノベ事業者(施工業者)」を経由して行うルールとなっています。
事業者の予算上限に達し次第受付が終了してしまうため、工事の契約を結ぶ前に「補助金対象のドア型番か」「申請代行に対応しているか」を施工業者へ必ず確認してください。
複数社の見積もりを比較して施工費用を適正化する
同じメーカーの玄関ドアを取り付ける場合であっても、複数社から相見積もりを取ることで5万〜15万円(大規模工事では20万円以上)の差額が出るケースがあります。
複数社へ同じ条件で見積もりを依頼すると、施工範囲や費用の違いを比較しやすくなります。
総額だけでなく、既存扉の処分費、下枠補修、額縁加工、追加工事の条件、保証内容を横並びで確認してください。
極端に安い見積もりは必要な工事が含まれていない可能性もあるため、内訳と現地調査の内容を確認して選びましょう。
玄関ドアのリフォームにおすすめの施工・見積もりサービス3選

引き戸からドアへのリフォームを相談する業者を探す際は、施工範囲や保証、見積もりの取り方が異なるサービスを比較しましょう。一括見積もりサイトと専門施工店では、依頼できる内容や強みが異なります。
このセクションでは、外構・玄関リフォームを検討する際の候補となる3つのサービスを紹介します。
- town life エクステリア|複数社の見積もり・プランを無料比較
- ガーデンプラス|安心の施工保証と全国対応の外構専門店
- エクスショップ|メーカー品を割安価格で導入できるエクステリア専門店
town life エクステリア|複数社の見積もり・プランを無料比較

town life エクステリアは、全国の審査を通過した外構工事会社へ、無料で一括見積もりや提案を依頼できるサービスです。地域や条件によって紹介可能な会社数は異なります。
複数社の見積もりやプランを比較できるほか、依頼を見送る会社への断り連絡を代行するサービスも案内されています。価格だけでなく、提案内容や施工範囲を比べたい方に適しています。
ガーデンプラス|安心の施工保証と全国対応の外構専門店

ガーデンプラスは、2026年7月30日時点で全国1,577拠点の施工ネットワークを案内する外構・エクステリア工事の専門店です。対応可否は地域や工事内容によって異なります。
工事内容に応じて最長10年の工事保証が用意されています。また、条件を満たす場合は最長30回まで分割金利0円を利用できます。保証期間やローンの対象金額など、適用条件を申し込み前に確認してください。
エクスショップ|メーカー品を割安価格で導入できるエクステリア専門店

エクスショップは、エクステリア商品の販売と施工を全国で案内する専門店です。
LIXILの「リシェント」やYKK APの「ドアリモ」といった大手メーカーの高品質な玄関ドアを、独自の大量仕入れ体制によりメーカー希望小売価格から最大50%〜63%OFFのWeb特価で提供しています。
商品代金を大幅に抑えられるため、施工総額を安く抑えたい場面で強い威力を発揮します。
割引率や価格は商品、仕様、地域、時期によって異なります。現地調査後の追加費用や保証内容も含め、最終見積もりを確認して契約しましょう。
玄関を引き戸からドアにリフォームする際のよくある質問
玄関を引き戸からドアへ変更するリフォームについて、工事を検討する方からよく挙がる疑問と回答をまとめました。契約前の確認にお役立てください。
- Q1. 引き戸からドアへの交換はDIYでできますか?
- Q2. カバー工法で玄関はどのくらい狭くなりますか?
- Q3. 引き戸からドアに変えるとバリアフリー性は低下しますか?
- Q4. 引き戸からドアにすると玄関が暗くなりませんか?
- Q5. 工事中は玄関から出入りできなくなりますか?
- Q6. マンションや団地の引き戸もドアにリフォームできますか?
Q1. 引き戸からドアへの交換はDIYでできますか?
玄関ドアの交換を個人で行うことは、防水性・防犯性や建て付けに関わるため推奨されません。正確な採寸、枠の垂直・水平の調整、防水処理などに専門知識が必要です。
施工に不備があると、ドアが閉まりにくい、鍵がかからない、雨水が入るといった問題につながります。専門業者へ依頼し、施工後の保証内容も確認しましょう。
Q2. カバー工法で玄関はどのくらい狭くなりますか?
カバー工法を採用した場合、有効開口幅(通り抜けできる横幅)は既存より約40mm〜70mm(約4cm〜7cm)小さくなります。左右で各20mm〜35mm程度の枠見込み寸法が取られるためです。
車いすの通行に必要な幅がぎりぎりの場合や、大型家具を搬入する予定がある場合は、契約前に施工後の有効開口幅を数値で確認してください。
Q3. 引き戸からドアに変えるとバリアフリー性は低下しますか?
開き戸では扉を押し引きする動作が必要になるため、利用者によっては引き戸より扱いにくくなる場合があります。親子ドアや段差緩和部材を選ぶと、必要な通行幅や足元の安全性に配慮できます。
ただし、使いやすさは有効開口幅、段差、扉の重さ、前後のスペースによって異なります。車いすや歩行器を使う場合は、利用者の動線を現地で確認して仕様を決めましょう。
Q4. 引き戸からドアにすると玄関が暗くなりませんか?
採光ガラス入りのドアや袖付きデザインを選べば、リフォーム後も明るい玄関ホールを維持できます。
引き戸のガラス面全体から光が入っていた玄関の場合、全面アルミの板張りドアにしてしまうと薄暗さを感じるケースがあります。
扉本体の中央に大きなガラススリットが入ったデザインや、ドア横にFIXガラスを配置する「片袖ドア・両袖ドア」を選択することで、外からの自然光を十分に取り込むことができます。
Q5. 工事中は玄関から出入りできなくなりますか?
カバー工法は約1日で完了する例がありますが、作業中は安全上、玄関を通れない時間帯が生じる場合があります。工期や通行制限は現場条件と作業内容によって異なります。
通行できない時間帯、代わりに使う出入口、作業終了時の戸締まり方法を施工店へ事前に確認してください。工事が当日中に終わらない場合の防犯対応も確認しておくと安心です。
Q6. マンションや団地の引き戸もドアにリフォームできますか?
集合住宅の玄関ドアやサッシ枠は「共用部分」に該当するため、個人の判断だけで勝手にリフォームすることはできません。
専有部分の内側塗装などは可能ですが、外観が変わるカバー工法やドア交換を行うには管理組合の規約を確認し、事前申請を行って理事会の承認を得る必要があります。
マンションによっては防犯・防火上の理由から玄関ドアの仕様統一が義務付けられている場合もあるため必ず管理会社へ相談してください。
まとめ
玄関の引き戸からドアへのリフォームは、現場条件が合えば、カバー工法により約1日・30万〜50万円前後で施工できる例があります。ただし、工期と費用は製品仕様、既存枠の状態、追加工事によって変わります。
断熱性や防犯性を高めたい場合は、開き戸という形式だけで判断せず、製品の性能や装備を比較しましょう。玄関ポーチの奥行き、足元の段差、施工後の有効開口幅も現地調査で確認してください。
補助金はドア交換単独では利用できない制度もあります。最新の対象条件を確認するとともに、複数社から同じ条件で見積もりを取り、施工範囲と保証内容を比較しましょう。
この記事でご紹介したおすすめサービス一覧
| サービス名 | 特徴・強み |
|---|---|
| town life エクステリア | 審査を通過した外構工事会社へ一括見積もり・提案を無料で依頼できる |
| ガーデンプラス | 全国1,577拠点の施工ネットワーク。工事内容に応じて最長10年保証、条件を満たせば最長30回まで分割金利0円 |
| エクスショップ | メーカー商品ごとの割引率や工事費込み価格を公式サイトで確認できる |
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