手入れが難しくなった庭を整理したいと考えたとき、庭じまいにいくら費用がかかるのかは最も気になるポイントです。
費用は庭の広さだけで決まるわけではなく、撤去する庭木や庭石の量、その後の仕上げ方によって金額が大きく変動します。
この記事では、庭じまいの費用相場や作業別の内訳、追加料金を防ぐ見積書の確認ポイントを詳しくまとめました。自宅や実家の庭じまいを検討している方はぜひ参考にしてください。
庭じまいの費用相場は撤去するものと仕上げで変わる

庭じまいの費用は単一の坪単価では決まらず、撤去する対象物の量と撤去後の仕上げ内容によって大きく変動します。
予算の全体像をつかむために確認しておきたい要点は、次の2点です。
- 工事の規模別の費用相場|庭木の整理から庭全体の撤去まで
- 撤去・処分費と撤去後の整備費を分けて予算を組む
工事の規模別の費用相場|庭木の整理から庭全体の撤去まで
庭じまいの総額は、工事範囲に応じて「10万〜20万円」「20万〜40万円」「50万〜100万円以上」の3つの価格帯に大別されます。
| 工事の範囲 | 費用の目安と含まれる主な作業 |
|---|---|
| 庭木中心の整理 | 10万〜20万円(税込) 数本の伐採・抜根、剪定、枝葉処分 |
| 抜根・除草と防草対策 | 20万〜40万円(税込) 複数本の抜根、除草、防草シート敷設 |
| 全体撤去・再整備 | 50万〜100万円以上(税込) 庭石・池の撤去、整地、土間コンクリート舗装 |
実際の施工事例でも、庭木6本の伐採と処分で約18万円(税込)、高木抜根と防草シート敷設で20万〜30万円(税込)といった実績が見られます。
面積だけで判断せず、撤去対象と完成状態を明確にすることが重要です。
撤去・処分費と撤去後の整備費を分けて予算を組む
庭じまいの予算を立てる際は、「撤去・処分にかかる費用」と「撤去後の整備にかかる費用」の2段階に分解して計画を立てます。
庭木や庭石を撤去しただけの更地状態で放置すると、雨による泥はねや雑草の繁茂といった新たな管理トラブルが生じるためです。予算の内訳は、撤去作業費、運搬・処分費、整地費、そして防草シートや舗装などの仕上げ工事費に分かれます。
撤去だけで完了とするのか、雑草対策や駐車場化まで行うのかによって総額が大きく変わる点を意識して資金計画を組んでください。
作業別に見る庭の撤去・処分費用の内訳

庭じまいの総額見積もりは、作業ごとの単価と処分費の積み上げによって算出されます。
見積もりの内訳として確認しておきたい主な項目は、次の4点です。
- 庭木の伐採・抜根費用|高さと幹周り別の単価目安
- 庭石・灯籠・花壇の撤去処分費用
- 除草・すき取り・整地と残土搬出の費用
- 池・井戸・物置の撤去や埋め戻しの費用
庭木の伐採・抜根費用|高さと幹周り別の単価目安
庭木の撤去費用は、地上部を切り倒す「伐採」では樹木の高さ、根まで掘り起こす「抜根」では幹周りの太さを基準に算出されます。
| 作業内容・条件 | 単価の目安(1本あたり) |
|---|---|
| 低木の伐採(高さ3m未満) | 3,000〜5,000円 |
| 中木の伐採(高さ3〜5m) | 1万〜1.5万円 |
| 高木の伐採(高さ5m以上) | 2.5万〜3万円以上 |
| 抜根作業(重機・手作業) | 5,000〜3万円 |
切り倒した幹や枝葉の運搬・処分費は、作業費とは別に計上されるケースが一般的です。根を残すとシロアリの発生や陥没を招く恐れがありますが、地中配管に近接している場合はあえて伐採のみに留める判断もあります。
庭石・灯籠・花壇の撤去処分費用
庭石や灯籠の処分は、石の重量に応じた処分単価(1kgあたり30〜50円程度)に加えて、解体や小運搬の作業費が加算される仕組みです。
庭石は人力で動かせないものが多く、クレーン付きトラック(ユニック車)を横付けできない狭小地では、石を細かく割る解体費用や手作業での搬出費用が上乗せされます。
コンクリート製やレンガ造りの花壇も、がれきの解体・処分費として1㎡あたり数千円から1万円程度が必要です。
古い庭石の売却や無償引き取りは需要が極めて少なく、処分費用を支払って撤去する前提で見積もる必要があります。
除草・すき取り・整地と残土搬出の費用
地表を整える工事では、地表の草を刈る「除草」、根や表土ごと削り取る「すき取り」、地面を平らにならす「整地」を区別して見積もります。
費用相場は、草刈りが1㎡あたり数百円、すき取りが1㎡あたり1,000〜2,000円、整地が1㎡あたり500〜1,000円前後です。削り取った土の処分には、残土処分費(1立方メートルあたり数千円〜1万円程度)が必要です。
池・井戸・物置の撤去や埋め戻しの費用
池や井戸、物置などの設備撤去は、構造物の解体費に加えて埋め戻しや不用品処分費が個別に発生します。
池の撤去は底の泥抜きとコンクリート解体、土の埋め戻しで5万〜20万円程度が目安です。井戸は水脈の安全や地盤沈下を防ぐため、配管工事や空気抜きの設置を伴う埋め戻し作業で10万〜20万円前後かかります。
物置は本体解体に2万〜5万円程度かかるほか、土台のブロック撤去や内部の不用品処分が別料金になりやすい点に注意してください。
種類や構造が異なる設備を一律の相場で見積もることは難しいため、現物の状態を確認してもらいましょう。
庭じまいで費用が増える条件と見積書の確認点

庭じまいの見積もり金額が跳ね上がる最大の要因は、重機が使えない立地環境や地中トラブルにあります。
想定外の追加出費を未然に防ぐために押さえておきたいポイントは、次の3点です。
- 重機の搬入不可や手作業による搬出の手間
- 地中の根や配管の状態による追加作業
- 見積書の内訳チェックリスト|処分費や別途費用の有無
重機の搬入不可や手作業による搬出の手間
前面道路が狭い現場や敷地内に階段・段差がある現場では、小型重機を搬入できずに手作業中心の施工となり費用が増加します。
重機が敷地に入らない場合、庭木の手掘り作業や、一輪車を使った道路までの小運搬作業に多くの人工(職人の日当)がかかるためです。
さらに、狭い通路を保護するための養生費用や、道路上で搬出入作業を行うための道路使用許可の手数料が加算される事例もあります。
見積もりを依頼する段階で、搬入経路の幅や道路との高低差を撮影した写真を業者へ共有しておくと、正確な費用を把握するうえで効果的です。
地中の根や配管の状態による追加作業
地中に張り巡らされた巨大な木の根や水道・ガス配管の干渉は、実際に地面を掘り進めてから初めて判明する追加費用の典型例です。
配管の周囲を重機で無理に掘削すると破損事故につながるため、慎重な手掘り作業への切り替えが必要になります。過去の造成で埋められたがれきやコンクリート塊が見つかった場合も、撤去と残土処分の追加費用が発生する要因です。
見積書の内訳チェックリスト|処分費や別途費用の有無
庭じまいの見積書を比較する際は、総額の安さだけで判断せず、必要な作業工程や処分費がすべて明記されているか確認します。
| 確認項目 | チェック内容と注意点 |
|---|---|
| 一式表記の有無 | 伐採・抜根・運搬が「解体工事一式」にまとめられていないか |
| 処分費用の記載 | 枝葉・庭石・がれき・残土の処分費が明記されているか |
| 追加作業の条件 | 地中障害物などが出た際の追加料金ルールが明示されているか |
作業項目が「一式」としか書かれていない見積書は、工事当日になって残土処分や運搬費を別途請求される恐れがあります。
不法投棄トラブルを防ぐ観点からも、適正な処分費が記載されている信頼できる業者を選んでください。
撤去後の仕上げにかかる費用も見込んでおく

庭の撤去工事を終えた後は、土地の利用目的に応じた仕上げ整備が欠かせません。
後悔のない活用計画を立てるために押さえておきたい選択肢は、次の2点です。
- 防草シートや人工芝で雑草を防ぐ費用
- コンクリートで舗装して駐車場にする費用
防草シートや人工芝で雑草を防ぐ費用
庭を撤去した後に雑草の発生を抑える仕上げとしては、防草シート+砂利敷き、または人工芝の施工が代表的です。
施工費用の目安は、防草シート+砂利敷きが1㎡あたり4,000〜8,000円、人工芝が1㎡あたり8,000〜15,000円程度となります。
ホームセンターなどで購入できる材料費だけでなく、下地のすき取りや転圧整地を含む施工込みの価格で比較することが大切です。
砂利敷きは初期費用を抑えやすい一方、落ち葉の掃除に手間がかかります。人工芝は景観が美しく手入れが簡単な反面、10年前後での張替え費用が発生する点を踏まえて選びましょう。
コンクリートで舗装して駐車場にする費用
庭を解体して自家用車の駐車場へリフォームする場合、土間コンクリート舗装費用として1㎡あたり12,000〜18,000円前後が必要です。
普通車1台分(約15㎡)を舗装するだけでも、下地砕石やワイヤーメッシュ敷設、コンクリート打設を含めて18万〜27万円程度の舗装費がかかります。
さらに、道路との高低差を解消するスロープ工事や、既存の門柱・ブロック塀の解体費が加わると、総額で50万〜100万円規模に達するケースも珍しくないのが実態です。
庭木の撤去費とは別に外構工事費が発生するため、カーポートや門扉などの設置費用も含めて段階的な予算を組んでください。
庭じまいの費用を抑えるためにできること

庭じまいの出費を抑えるには、工事範囲の絞り込みと相見積もりの活用が役立ちます。
予算を適正にコントロールするために実践したいポイントは、次の3点です。
- 残すものを決めて撤去する範囲を絞り込む
- 自分でできる片付けと業者に任せる作業を分ける
- 同じ条件で複数社に現地見積もりを依頼する
残すものを決めて撤去する範囲を絞り込む
庭全体を一度に更地にするのではなく、残したい樹木やスペースを明確に絞り込むことで、撤去や処分の費用を大幅に圧縮できます。
思い入れのあるシンボルツリーや一部の花壇を残し、手入れが大変な庭木や通行の邪魔になる庭石だけを部分撤去する方法も現実的な選択肢です。
ただし、工事を複数回に分けて発注すると、重機の回送費や職人の基本人工がその都度発生し、かえって割高になる恐れもあります。
家族や土地の所有者と将来の管理方針を事前に話し合い、優先度の高い撤去範囲を一度の工事でまとめられるよう計画を立てましょう。
自分でできる片付けと業者に任せる作業を分ける
庭にある不用品を事前に自分で処分しておくだけでも、業者の作業工数や不用品の処分費を削減するうえで効果的です。
| 作業の区分 | 対象となる作業内容と判断基準 |
|---|---|
| 自分でできる片付け | 園芸用土・プラ鉢・支柱の処分、軽い草むしり |
| 業者に任せる作業 | 高さ2m以上の伐採、太い幹の抜根、庭石の搬出 |
植木鉢や古びた園芸用品は、自治体の一般ゴミや粗大ゴミ回収を利用して処分したほうが費用を安く抑えられます。
一方で、高木の伐採やチェーンソー・重機を要する作業は転倒・怪我のリスクが極めて高いため、無理をせず専門業者へ任せる姿勢が大切です。
同じ条件で複数社に現地見積もりを依頼する
適正価格で工事を依頼するためには、撤去範囲や仕上げの希望条件を統一した上で、3社程度に現地見積もりを依頼します。
庭の状況は写真だけでは地中の配管や搬入経路の勾配まで正確に判断できないため、必ず現地調査を伴う見積もりを取り寄せてください。
依頼時は「伐採する木の本数」「残すもの」「撤去後の希望仕上げ」を箇条書きにした依頼メモを各社へ共通で渡すと、比較がスムーズになります。
単に金額の安さだけで即決せず、現地調査時の丁寧な説明や、見積書に明細が細かく書かれているかを基準に比較検討してください。
庭じまいの依頼先は工事内容に合わせて選ぶ

満足度の高い庭じまいを実現するには、希望する工事内容に強い専門業者を選ぶことが大切です。
目的や施工範囲に合わせて検討したい主な相談先として、次の3つが挙げられます。
- 庭木の整理を中心に頼むなら造園業者・植木屋
- 庭石や設備の撤去を中心に頼むなら解体業者
- 撤去後の舗装や駐車場まで頼むなら外構業者
庭木の整理を中心に頼むなら造園業者・植木屋
庭木の伐採や剪定、抜根が工事の中心であり、一部の樹木を残して庭の景観を整えたい場合は、造園業者や植木屋への依頼が適しています。
植物の生態に精通しているため、残す樹木を傷つけずに周囲の木だけを安全に伐採・抜根する作業を得意としているからです。
一方で、巨大な庭石の吊り上げ解体や、撤去後の土間コンクリート舗装などは外注対応となり、中間マージンが発生する場合もあります。
庭木の整理だけで完了する予定であれば、地域に密着した植木屋や造園業者へ直接相談してみるのがおすすめです。
庭石や設備の撤去を中心に頼むなら解体業者
大きな庭石や灯籠、コンクリート池、ブロック塀、物置などの重量構造物を撤去したい場合は、解体業者が有力な候補となります。
重機や運搬ダンプを自社保有している解体業者であれば、手作業では困難な重量物の解体・搬出をスピーディーに進められるため、総費用を抑えやすいのが大きなメリットです。
建築物や工作物の解体を依頼する際は、土木・建築・解体工事の建設業許可、または工事を行う都道府県の解体工事業登録を取得している正規業者であることを確認してください。
解体後は簡易な整地までで作業が完了するケースが多いため、防草シートや舗装まで希望する場合は対応範囲を事前相談しておきましょう。
撤去後の舗装や駐車場まで頼むなら外構業者
庭の解体・撤去だけでなく、その後の防草シート施工や人工芝、土間コンクリート舗装、駐車場化まで一貫して進めたい場合は、外構業者が適しています。
撤去から再整備までを同じ業者がワンストップで担当するため、全体の施工スケジュールがスムーズに進み、完成後のデザインや機能性も高まるのが強みです。
庭じまいの実績が豊富な外構業者であれば、残土処分から最終仕上げまでを見越した無駄のない見積もりを提示してくれます。
過去の庭じまい・リフォーム施工事例を確認し、現地調査でこちらの要望を丁寧に汲み取ってくれる業者を選んでください。
外構の再整備を検討するときに使える見積もりサービス

庭じまい後の防草施工やリフォームをスムーズに進めるには、用途に合った見積もりサービスの活用が便利です。
安心して相談できるおすすめの外構サービスとして、特徴の異なる3社をご紹介します。
- town life エクステリア|複数社の解体・リフォームプランを一括比較
- ガーデンプラス|庭の撤去から外構リフォームまで一括施工
- エクスショップ|フェンスやカーポートなどの単品施工に対応
town life エクステリア|複数社の解体・リフォームプランを一括比較

town life エクステリアは、全国の優良外構業者から無料で外構プランや見積もりを一括請求できるマッチングサービスです。
庭の解体や撤去だけでなく、撤去後に防草シートや砂利敷き、駐車場などを整備したい場合に、複数社の提案や費用を横並びで比較できます。
希望する工事内容や敷地条件を一度入力するだけで、自宅の条件に合った専門業者から具体的なプランを取り寄せられる点が便利です。
対応地域や提携業者の得意分野はエリアによって異なるため、まずは希望する工事内容を入力して比較対象となる業者を確認してみましょう。
ガーデンプラス|庭の撤去から外構リフォームまで一括施工

ガーデンプラスは、全国展開で現地見積もりを無料で受け付けている外構専門のオンラインショップです。
庭木の伐採や庭石の撤去から、その後の人工芝敷設、ウッドデッキ設置、土間コンクリート舗装までをワンストップで施工依頼できます。
中間マージンを抑えた仕入れ・販売ルートと提携施工店のネットワークを持つため、解体とリフォームを別々の会社に発注する手間とコストを省けるのが大きなメリットです。
庭の撤去単独の依頼は地域や提携店の状況によって対応が分かれる場合があるため、現地調査の際に希望の工事範囲を相談してください。
エクスショップ|フェンスやカーポートなどの単品施工に対応

エクスショップは、エクステリア商品をオンラインで直接選んで施工まで依頼できる専門ショップで、現地見積もりも無料です。
庭じまいを行った後の敷地に、目隠しフェンスやカーポート、機能門柱などを単品で安く設置したいケースで高いコストパフォーマンスを発揮します。
メーカー正規品を大幅な割引価格で購入でき、全国の施工店による責任施工を受けられる点が支持されている理由です。
大木の伐採や庭石の撤去といった大規模な解体工事単独には原則対応していないため、撤去後のエクステリア追加導入の窓口として活用してください。
庭じまいの費用に関するよくある質問
庭じまいの契約や着工を前にして、細かな疑問や不安を抱える方も少なくありません。
後悔のない判断を下すために役立つ代表的な6つの質問をまとめました。
- Q1. 庭木や井戸のお祓いにはいくらかかりますか?
- Q2. 庭じまいに使える補助金はありますか?
- Q3. 遠方にある実家でも立ち会わずに依頼できますか?
- Q4. 庭じまいの工事には何日くらいかかりますか?
- Q5. 伐採だけで抜根しないとどうなりますか?
- Q6. 撤去した庭石や庭木を買い取ってもらえますか?
Q1. 庭木や井戸のお祓いにはいくらかかりますか?
庭木や井戸の撤去に伴うお祓いの初穂料(玉串料)や祈祷料は、2万〜5万円程度が一般的な目安です。
神職や僧侶に現地へ来てもらう場合は、出張料(御車代)として5,000〜1万円程度が別途加算されます。お供え物(米・酒・塩・水など)の準備を施主が行うか神社側で用意してもらえるかも確認事項の一つです。
お祓いを行うかどうかは個人の信仰やご家族の意向次第ですので、親族と相談した上で依頼先へ手配を依頼しましょう。
Q2. 庭じまいに使える補助金はありますか?
庭じまいでは、危険箇所の撤去を伴う場合に自治体の助成金を利用できることがあります。空き家バンク登録物件の庭木の剪定・伐採・除草を助成する自治体もあります。
例えば、地震時の倒壊リスクがある危険ブロック塀の撤去では、10万〜30万円程度の補助金を支給する自治体が一般的です。また、道路へ越境した危険樹木の伐採や、老朽危険家屋の解体工事に付随する敷地整理に対して助成制度を設けている地域もあります。
Q3. 遠方にある実家でも立ち会わずに依頼できますか?
はい、事前の取り決めや作業前後の写真共有を行えば、施主が立ち会わずに工事を完了できる業者が大半です。
敷地への立ち入り許可や水道・電気の使用条件を事前に取り決め、作業前と作業後の写真をメール等で共有してもらうことでトラブルを防げます。撤去する樹木と残す工作物にテープなどで目印を付け、図面や写真で共有しておく準備が不可欠です。
着工後に追加工事が発生した場合に備えて、電話やメールでの連絡手順を契約前に取り決めておきましょう。
Q4. 庭じまいの工事には何日くらいかかりますか?
庭じまいの工期は、一般的な解体や撤去工事を含めて3〜5日程度が目安です。
庭木数本の伐採・抜根だけであれば1〜2日程度で済みますが、敷地全体のすき取りや土間コンクリート舗装などの外構再整備まで行う場合は、養生期間を含めて1〜2週間ほどかかります。
天候不良によって作業が順延する可能性もあるため、工期には数日の余裕を見ておくと安心です。
重機の出入りや解体音が発生する工事では、近隣トラブルを防ぐために着工前の挨拶を業者と分担して済ませておきましょう。
Q5. 伐採だけで抜根しないとどうなりますか?
伐採後に木の根を残したままにすると、切り株から新芽が生えて再び成長したり、根が腐って地盤が沈下したりするリスクがあります。
木の種類によっては腐朽した根がシロアリの温床となり、近隣の住宅へ被害が及ぶ恐れも否定できません。将来的にコンクリート舗装を施す場合や配管工事を行う予定があるなら、基本的に抜根まで済ませておくほうが無難です。
ただし、水道管やガス管を巻き込んでいる場合は無理に掘ると事故につながるため、薬剤で枯死させる処理を選ぶケースもあります。
Q6. 撤去した庭石や庭木を買い取ってもらえますか?
引き取り需要が低く運搬コストがかさむため、原則として買い取りは期待できないのが実情です。
銘木や名石であっても、重機による慎重な掘り起こしや大型トラックのチャーター費用を差し引くと、利益はほとんど残りません。庭じまいの予算を計画する際は、売却収入を見込まず、運搬・処分費用が発生する前提で見積もってください。
知人への譲渡や引き取り手が見つかった場合は、「処分費用が浮いて安く済んだ」と捉えるのが賢明です。
まとめ
庭じまいの費用は、「何を撤去するか」「どう搬出・処分するか」「撤去後にどう仕上げるか」という3つの視点をそろえて見積もることで、適正な予算を把握できます。
更地のまま放置すると泥はねや雑草のトラブルを招くため、防草シートや駐車場化など将来の使い方を見越した予算計画を立てることが成功の秘訣です。
まずは家族で残すものと撤去する範囲を話し合い、現地調査を伴う見積もりを取り寄せて具体的な比較検討を進めてください。
庭じまい後の外構工事やリフォームを検討する際は、目的に適したサービスを活用して複数社の提案を比較しましょう。
この記事で紹介したおすすめサービス一覧
| サービス名 | 利用目的 |
|---|---|
| town life エクステリア | 複数社の外構工事の見積もり・プランを一括請求 |
| ガーデンプラス | 庭じまい後の外構工事の購入・施工を検討 |
| エクスショップ | フェンスやカーポートなどの購入・施工を検討 |
の図.png)

